更新日付 2017.11.21
こんにちは。
司法書士の大桃です。
ついに雪が降りましたね。あっという間に雪景色です。
雪が降ってしまうと移動時間が大幅に増えますので、スケジュールの組み方には気を付けなければなりません。
さて、今日は「法定相続情報証明制度」⓷です。
10月、11月で相続手続きまるまるプランでの依頼を立て続けにいただきまして、現在同時進行で進めています。
それに伴い、法定相続情報証明書を何通か取得しましたので、今回はその使い勝手のお話です(前回と前々回は制度の説明をしました)。
結論からいうと、アリだと思います。
法定相続情報証明の申請の手間と金融機関等での手続き時間の軽減を比べたときに、ややプラスなんじゃないかと。ややですが。
金融機関で長時間待たされるのは結構苦痛ですからね。。
ちなみに、金融機関によっては原本を求められるところがありますので何通か取っておいた方がよいです(何通とっても無料です)。
ただ、これが相続登記の推進につながるかというと、ちょっと疑問です。
法定相続情報証明で一番メリットがあるのは明らかに金融機関等です。それか、私たちみたいな相続手続きを行う専門職です。
一般の方が相続登記に添付する相続関係説明図の他に法定相続情報一覧図や申請書を作成する手間を考えると、ちょっと微妙ですね。
今日は以上です。