更新日付 2015.12.04
こんばんは。
司法書士の大桃です。
今回は、「市民後見人」についてです。
市民後見人とは、後見人のなり手不足を解消するために、市民(法律や介護の専門知識のない方)がボランティアで成年後見人に就任する仕組みのことです。
現在、各地で市民後見人養成講座が開催されており、私も先日江別市の養成講座の講師を担当いたしました。
「専門職後見人の事例について」というテーマでしたので、私が経験した事例、特に大変だった事例をいくつか紹介しました。
ちょっと個人的見解を述べすぎたかなと反省していますが、皆様興味深そうに聞いていらっしゃったので良かったです。
後見制度の利用者は今後も増加していくでしょうから、市民後見人制度はとても重要だと思いますが、きちんとした仕組みを作らないと、新たなトラブルの原因になってしまう可能性もあります。
まだまだ先行き不透明ですが、うまいこと制度として確立して欲しいですね。
今日は以上です。