こんにちは。
司法書士の大桃です。

つい先日年が明けたと思っていたら、もう１月も終わりですね。
今年に入って大量の雪が降りましたが、お願いをしている除雪業者さんがとても丁寧な仕事をしてくれますので大変助かります。
この調子でなんとか今年の冬も乗り切っていきたいところです。
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さて、今日は「相続土地国庫帰属制度の統計」についてです。
去年の４月からスタートしたこの制度ですが、先日、法務省が昨年の制度利用に関する統計を発表いたしました。

まずは、以下にまとめます。
■申請総数　１，５０５件
■地目内訳　田・畑：５７７件、宅地：５５５件、山林：２１５件、その他：１５８件
■帰属件数　総数８５件（宅地：４１件、農用地：２０件、森林：４件、その他：２０件）
■却下・不承認件数　却下０件、不承認６件、取下１２３件

不承認の主な理由
■通行権利が現に妨げられている土地に該当した
■国庫に帰属した後、国が管理に要する費用以外の金銭債務を負担する土地に該当した

取下げの主な原因
■自治体や国の機関による土地の有効活用が決定した
■隣接地所有者から土地の引き受けの申出があった
■農業委員会の調整等により農地として活用される見込みとなった
■審査の途中で却下、不承認相当であることが判明した

やはり面積が広く特定のしにくい田畑や山林よりも宅地が認められやすいようです。
現在も１，０００件以上が継続中ですから、承認件数はこれからもどんどん増えていきそうですね。
今後の動向に期待です。

今日は以上です。

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