こんばんは。

司法書士の大桃です。

あっという間に２月に突入しましたね。
１月、２月、３月は不動産の動きが鈍くなるので、きっと暇になるんだろなーと悠長に構えていたのですが、
ありがたいことに年末よりもバタバタでした。

案件としては相続関係が多いです。
年末に親族で話し合われた方や、年明けを機に放置していた案件を処理しようという方が多いようですね。

当事務所の仕事の割合としては、不動産登記が５割、成年後見と裁判がそれぞれ２割、商業登記が１割といった感じでしょうか。
これは当初の目標に近い数字ですので、事務所の運営としては間違っていないように思います。

ただ、不動産登記の中でも司法書士の花形業務である不動産決済が少ないので、どうにか伸ばしていきたいところです。

さて、今回は「遺言書の検索」についてです。

これは公正証書遺言に限った話です。

平成元年以降に作成された遺言は、日本公証人連合会の遺言書検索システムで検索することができます。
これは、全国各地どこの公証役場でもできますので、公正証書が作成された公証役場に限らず、最寄りの公証役場でも検索可能です。

なお、検索するためには相続関係を証する戸籍や身分証明書が必要になります。
検索は無料ですが、検索してヒットした公正証書の原本を閲覧するには２００円かかるそうです。
また、その謄本の交付には、枚数×２５０円の手数料がかかります。

自筆証書遺言の場合、見つけてもらえなかったら遺言を遺していないのと同じことになってしまいますから、やはり公正証書遺言が安心ですね。

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