更新日付 2014.06.23
こんにちは。
司法書士の大桃です。
気が付けば1ヶ月ほど更新が空いてしまいました。
特別忙しかったわけではないのですが、なんだかあっという間に月末を迎えてしまいました。
例年5月、6月は時間が過ぎるのが早い気がします。
さて、今日は「賃貸トラブル」についてです。
最近、賃貸借トラブルの相談を受けることが多いです。現在3件の訴訟を進行中です。
賃貸トラブルが増えた理由は一口に言えないと思いますが、「借りている人間が法律で厚く保護されている」ということが認知されてきたせいもあるのかもしれません。
そのこと自体は悪いことではありません。ただ、そのことを理解したうえで悪用する人がいるということが問題です。
例えば、賃料を滞納している人を強制的に退去させるためには多額の費用がかかります。一般的に50万円~と言われております。
そのことを知っていて、意図的に家賃を滞納し、強制執行にかかる費用よりは安い立ち退き料を請求するのです。
大家さんは早く解決して他の人に貸したい訳ですから、受け入れてしまうことがあるのです。
こういう仕事をしていると、賃貸不動産管理のリスクをつくづく感じますね。
今日は以上です。